スウェーデンの調度品、インテリアデザインは近年、日本の多様なメディアで採り上げら れ、一つの新しい北欧ブームを作ってきたように思われます。 その中にあってオーケ・アクセルソンの仕事は、その一部として伝えられてきましたが、スウェーデンの公共建築範囲を含めた彼の仕事は、新たな北欧デザインの方向性を示すものと言えると思います。
アクセルソンはスウエーデンの国立芸術工芸・大学(コンストファックス・コーラン)時代の恩師ですので、私自身、少なからず影響を受けていました 彼は調度品シルエットの中でも特に椅子のデザインに強く惹かれています。より良いデザインを求めて、一脚のチェアのフォルムを追究することに喜びを感じ、それが一生の課題であるといった、デザインに対応する様子は、当時から今日まで一貫して変わっていません。
また、教師として勤めるかたわら、現役のデザイナーとして国際的な展示会でスウェーデンを代表しています。北欧で行われる家具のコンペティションには積極的に参加し、多様な若いデザイナーと競い合いながら新しいジャンルを広げてきました。